その損切ちょっと待った!マイルール見直し大作戦

株式投資

こんにちは。株式投資でセミリタイアを目指すたけプラです。

株式投資の”マイルールの見直し”が今回のテーマです。

たけプラ

この記事はこんな人におすすめ
・株取引をはじめたばかりの人
・含み損をかかえて悩んでいる人
・株式投資で精神的に疲れている人

1.株って簡単?

株をはじめたけれど、損失がかさんでやめてしまう人の割合は8割から9割と言われています。

2020年3月におきたコロナショックの株価暴落では多くの個人投資家が相場から退場してしまったようです。

しかし、その後の世界的株高をきっかけに新たに株式投資デビューをはたした人も多く、利益を出して

「なぁ~んだ、株って簡単じゃん」と思っているビギナーの個人投資家がたくさんいるようです。

株取引で勝つのは簡単でしょうか?

たしかに、株を買って勝つ仕組みは単純です。”安く買って高く売ればいい”のです。

株を売買する方法や知っておくべき知識は、多くの書籍やYouTube動画を参考にすれば誰でも知ることができますし、売買テクニックは回数をかさねればそれなりについてきます。

株を買う銘柄もインターネットから無料でおすすめの銘柄情報を手に入れることができます。

そういう意味では「株って簡単」ですね。

実際に株式投資をはじめてやってみて、ネットで見たおすすめ銘柄が運よく当たり、株価が上がって利益を得たというビギナーズラックはあると思います。しかし、継続して売買に勝ち続けられる人はどれだけいるでしょうか?

株が全体的に上昇しているトレンドでは”どの株を買っても儲かる”でしょうが、この株高がずっと続くわけではありません。最初は勝っても、だんだん負けがこんできたビギナー投資家って、けっこう多いのではないでしょうか?

今回は、そんなビギナー投資家がはまりやすい落とし穴について、自分の経験をもとにお話をします

2.ルールを破らせる悪魔の囁き

ぼくは、約2年前に元手100万円から株式投資の本を買って勉強して株取引をはじめました。

まったくの素人ですから、ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もわからず、有名な会社や、株価チャートを見て上がっている株を選んで、最初はおっかなビックリですから、100株買って、株価が少し上がっては喜んで売り、下がっては含み損にビビッて損切するというごく普通の初心者個人投資家でした。
しかし、そのうちだんだんトレードになれ知識もついてきて「PBR(株価純資産倍率)で見るとこの銘柄は割安だ」とか、「ROEが高いから海外投資家からの人気が高いのでこの銘柄は将来有望だ」とか考えるようになり、それなりに利益が出ると買う銘柄も買う株数もだんだん増えて、現物買いだけでなく信用買いや空売り取引をやったりと、だんだん株に投資する資金も増やしました。


結果どうなったでしょう?1年後に含み損益を入れたトータルの収支を見るとマイナス17%でした。
1年間でマイナス17%は大きな損失とは言えないかもしれませんが、せっかくの投資がマイナスでは残念です。

ぼくは、なんとか挽回して収支金額をプラスにしたいと考え、何が悪くてマイナスになったのかを自己分析および反省してこれからの投資に活かそうと、株取引をはじめてから1年間の株式投資方法を振り返りました

サラリーマンだったぼくは、いつでも株価のチャート見ていられる状態ではないので、デイトレードは基本的に出来ません。やったのはいわゆる短期のスイングトレードです。そして、株価チャートを見て上昇トレンドの銘柄を買う”順張り”がエントリーの仕方でした。

買う銘柄の選択は、主に以下の方法です。
・日本株を買う
・知ってる業界から探す
・世間で話題になっている業界から探す
・本やインターネット情報から選ぶ
・配当金や配当利回りなどで検索してみる

銘柄選択はそんなに間違っていたとは思えません。

では売買の手法はどうだったでしょうか?

株の売買では損益確定のマイルール(自分なりの原則)が必要だと言われます。株を売却する基準を決めておけば、株価の短期的な上げ下げに一喜一憂せず、冷静に損益確定の時期を捉えることができるからです。

銘柄の取引に参加する際の仕掛け(エントリー)は、決まったルールは設定しませんでしたが、損益確定時のマイルール(自分なりの原則)は決めていました。

損益確定は手仕舞い(イグジット)とも言いますが、そのマイルールは下記です。

・取得価格よりも10%株価が上がったら利確する
・取得価格よりも10%株価が下がったら損切する

実際にマイルール通りできたでしょうか? 

答えは「No」です。なぜでしょう?

損益確定ポイントになると、毎回、ぼくの心の中の悪魔がささやきます。

含み益が出ていれば、

悪魔

これだけ上がったのだから、もう少し持っていればもっとあがるよ。。。 売るのはやめな!

含み損になっていれば、

悪魔

今はマイナスだけど、そのうち上がるよ。。。売るのはやめなよ!

悪魔が損益確定を妨害してきます。

ぼくは、売価条件を設定しているにも関わらず、心の中の悪魔の囁きを聞いて欲に目がくらみ、予定売価のとおりに利確せず放置した結果、株価が下がってしまったり、予定売価のとおりに損切せず、損切のタイミングを逸し塩漬け株にしてしまったり、自分で決めたルールを無視した売買をしていました。

結局、法律でもなんでもない損益確定のマイルールは、悪魔のささやきによる気持ちのブレが原因で守れなかったのです。

3.メンタルリスクという落とし穴

株の損失リスクの代表的なものは3つあると言われます。
値下がりリスク、流動性リスク、倒産リスク」です。

値下がりリスクとは、株価(株の価値)が下がるリスクです。業績の変化のように銘柄そのものに原因があることもありますが、国際政治、軍事的、経済的な影響を受けた地政学的な場合や地震や、いまのようなコロナウイルスよるパンデミックという予測不可能な事象による値下がりもあります。これらは当然覚悟しておくリスクとして投資家は認識しておくべきものです。
流動性リスクとは、株を現金に換金するまでのリスクです。株券は売ることができなければ、現金化されません。そのため出来高が少ない(取引が活発でない)流動性の低い銘柄を大量に保有している場合、売りたい時に買い手がいないというリスクがあります。
倒産リスクとは、会社が倒産してなくなるリスクです。倒産してしまったら、株券は紙くずとなってしまいます。

ぼくは、これら3つの他に”メンタルリスク”があると思います。

「株は思惑で買って事実で売れ」と言われるとおり、投資家の思惑によって売られたり買われたりするものです。つまり、人間の感情によって左右される一面を持っています。投資家は、自分以外の投資家の感情の動きに絶えず気を配っていかねばなりません。
もし、含み損を抱えているとき、普通の人であれば、イライラしたり、ソワソワしたり、心配したり、落ち込んだりしてしまいます。考えないようにしようと思っても、余計意識してしまうのが、含み損のときの精神状態。冷静な判断ができないで、自分で決めたルールで売ることができず、塩漬け株にしてしまうという、投資家の判断を曇らせるリスクがあります。これを”メンタルリスク”と呼びたいと思います。

個人投資家は人間ですから”メンタルリスク”に打ち勝たなければ、株取引で勝つことはできないのではないでしょうか?

4.マイルール見直し大作戦

”メンタルリスクに打ち勝って、冷静な判断で株の売買をする”ために何をすればいいのでしょうか?

滝行などの肉体的、精神的なトレーニングが必要?

たけプラ

いえ。違います!ぼくの過去の”学び”からマイルールの見直しを提案します。

まず、株取引をはじめて過去1年間の取引銘柄と過去の利益確定ポイントを遡って調べてみました。

すると、ある日、「日経新聞 電子版」の「マネー」コーナーの「銘柄フォルダー」をみて愕然としました。

「日経新聞 電子版」の「マネー」の「銘柄フォルダ」は10万人もの人が利用する人気の機能です。電子版の会員であれば有料会員でも、無料会員でも利用できます。ここに銘柄と株数と購入株価を登録しておくと、いつでも評価額(損益)が見れるサービスです。

日本経済新聞 電子版の使い方(14)より画像引用

その「銘柄フォルダー」に数ヶ月前に登録して、当時、マイルールに従って損切、処分してしまった銘柄を見つけました。なんとその銘柄は大きく含み益を出していたのです!

たけプラ

損切り銘柄の損益評価がプラスになってる!マイルールを破って保有していれば大儲けしてたじゃん!

ぼくは、損益確定のマイルールを破ったために、負けていたと思っていましたが、守っても勝てなかったのではないか。つまり、ぼくの損切のマイルールは間違っているのではないかと考えました。

でも、マイルールを破ると、

決めたルールが守れない弱い自分に対する負の感情が襲ってきます。

このような負の感情を打ち消すためには”守れるルール”を作る必要があります。

5.株価下落時の要因チェック

ぼくは、前述の「日経新聞電子版・銘柄フォルダ」の一件により”損切ポイント”を見直すことにしました。

見直すのは、株価が予定売価まで下がったらやみくもに損切するのは正しいのか?という点です。

株価が下落する要因には、銘柄そのものが原因の自責要因と銘柄は無関係な他責要因があります。

銘柄そのものに問題が発生して、売られる場合は株価下落は当然です。しかし、銘柄には関係なく、他に原因があって相場全体が下落する場合、その他責要因が解消または改善される場合、株価は正常化してもとの位置に戻ろうとします。

皆さんのご記憶に新しい新型コロナショックの世界的株価暴落とその後の株価回復のケースがそれにあたります。

結局、”XXX%下落で損切”という損切ルールの実行はケースバイケースでおこなうべきであるという結論に至りました。

たけプラ

損切ルールについては過去の記事があるので、興味があったら見てください。

過去の記事はこちら

そして、以下のような株価下落時の下落要因チェックリストを作成し、このチェックリストに沿って損切をするか、しないかを判断するようにしました。

このチェックリストを使用して、その後1年を経過(2021年6月現在)して、ぼくの株式投資の収支金額はプラスになりました

メンタルリスクに打ち勝つ売買は自分との闘いです。相場に急激な変化があっても、平常心を保てるようにメンタルをコントロールすることが重要です。そのためには、株価が急落しても慌てることのない損切ルールを確立しましょう。

損失がかさんで株式投資をやめてしまう8割~9割の負け組になるか、残りの1割の勝ち組になるかの分岐点が”損切ポイント”での冷静な対応だと思います。

ぼくの過去の失敗経験が皆様のお役に立てればうれしいです。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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