テンバガーは低位株から探せ!

株式投資

こんにちは。株式投資でセミリタイアを目指すたけプラです。

たけプラ

投資家なら誰でも欲しいのが、テンバガー株(10倍株)ですよね?
今回はそんなテンバガー銘柄を探す方法についての記事です。

低位株は金の卵!

「小さく産んで大きく育てる」は、一般的に赤ちゃんについて言われる言葉ですが、株式投資にも当てはまります。テンバガー銘柄をGETするには、新規IPO上場した企業の株価が1000円以下の低位株だった場合、その株を長期保有するという投資方法はいかがでしょうか?

低位株投資の大きなメリットとして、少額投資ができることが挙げられます。低位株はその名の通り1株の価格が低いため、少額の資金で投資を行うことができるので、大口の機関投資家と比べ軍資金の少ない我々個人投資家にとって、上昇余地が大きく、まさに金の卵。夢のテンバガー候補だと思います。

でも、低位株銘柄が必ずテンバガーを達成するというわけではありません。また、人間が大人になるまで20年(18年という説も)を要するように、株価が上昇するには企業の成長が不可欠なため時間がかかります。少なくとも数年後のその企業の成長を予測して投資することを心がけなくてはなりません。

たけプラ

すぐには結果を求めず、親が子を育てる気持ちで成長を見守ることが大事ですね。

テンバガー銘柄候補かどうか?(=テンバガー度)をチェックするには、特にその企業のウリが何なのかに着目するべきというのが僕の考えです。
そこで、短期間に急成長をとげたアメリカのIT4大企業・GAFAを代表とするグロース銘柄のの共通点は何かを僕なりに研究した結果、テンバガーになるための3つの要素を見出しましたので以下に発表します。

風呂敷は大きいほうがよい

1.経営理念のスケール感
上場するような企業は必ず経営理念・ビジョンというものを掲げています。経営理念・ビジョンとは、経営者が持っている基本的な考えのことを指し、クレドやフィロソフィとも呼ばれる「企業の活動方針の基準となる基本的な考え」のことです。経営理念・ビジョンを掲げることで、企業という人間の集合体である組織の行動や目標を同じ方向に導くための経営者の熱い思いが社内外に伝えられますので、長期株式投資をする際には必ずチェックしておきたいポイントです。

やはり、テンバガー候補ですから10倍以上の成長を期待して、夢が膨らむような多少大風呂敷をひろげたスケールの大きな経営理念を掲げていてほしいと思います。スケールの大きい経営理念はそこで働く従業員のモチベーションアップにもなりますからね。

ちなみにGAFAの経営理念・ビジョンはたいてい”地球”や”世界”というワードが入っていてスケールが大きいです。

①Google:「10の事実」
1)ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみなあと後からついてくる
2)一つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
など10つを基本理念としている

②Amazon:地球上で最もお客様を大切にする企業であること
 (創業者の理念:顧客は常に正しい)

③Facebook:共有を広げ、世界をもっとオープンにし、人々の繋がりを強める

④Apple:すべてを自分らしく、暮らしを豊かにする

たけプラ

できれば、GAFAなみの世界規模のスケールでユニークな経営理念・ビジョンが良いですね。

拡大市場のトップランナーであれ!

2.参入市場の拡大性
テンバガー候補として、その企業が10倍以上成長するポテンシャルがあるかを判断するためには、現在携わっている、またはこれから参入しようとする市場、産業分野が大きく成長する可能性が高くなければなりません。衰退する業界ではテンバガーは到底不可能です。よって、その企業が属している業界の市場規模が海外を含めて拡大する余地があるかどうかも重要なポイントになります。

たけプラ

以下は今後10年間で伸びるといわれている産業分野、業界です。

・AI(人工知能)
・ビッグデータ
・IoT
・スマートホーム
・自動運転技術
・ブロックチェーン
・AR/VR
・5G/6G
・グリーンエネルギー

しかし、これらの産業分野、業界はすでに既存の企業が先を走っていると言えます。後発となる新規上場企業が追いつくのは、かなり厳しいでしょう。そのためには、上記以外に今後伸びるであろう産業分野、業界に一早く進出している、つまり”先見の明”がある企業かどうかも見ておいたほうが良いと思います。

唯一無二の存在が最強!

3.オンリーワン度

新型コロナで世界は大きく変わりました。そして、この先世界はさらに大きく変化し続けてゆくでしょう。テンバガーになる企業はその変化する社会に耐えうるまたは時流にのる、そして先頭を走るトップランナーであることが望まれます。そのために、テンバガー候補が、競合他社と比較してどれだけ差別化された魅力があるか?つまり”唯一無二の存在に限りなく近い”オンリーワン度が高い企業であるかが問われることになります
おこなっている事業が”唯一無二”であればその企業は同業他社より先んじて成長し、他社が追随してきても、追いつかれるまで長くトップランナーとして業界に君臨することが可能でしょう。また、他社に先駆けて、例えば世界ではじめて商品化したという実績があれば、たとえ、他社が似たような製品やサービスを打ち出してきてもシェアを奪われて逆転されるということは簡単にはおこりえません。最初に世に出したブランドが強いということは、発売されて数十年たったカップヌードル(日清食品)のシェアがいまだにナンバーワンだという例があります。

また、市場が小さくニッチな分野でも業界シェアが高いことで、その分野になくてはならない存在として、競争力を武器に大きな売り上げや高い収益をあげている企業が多くあります
したがって、市場が小さくても、”唯一無二”かどうかをはかる”オンリーワン度”は重要なチェックポイントと言えます。

具体的にオンリーワン度は、
・日本や世界の市場占有率(シェア)が高い(100%が理想)
・世界初の技術をともなった製品ラインナップをもっている(製造メーカー)
・他社がマネできない特殊技術や開発力、アイテムを保持している(製造メーカー)
・他社と違う独自のシステムやサービスを提供している(IT企業)

で、はかることができます。

たけプラ

(補足)その企業が製造メーカーなら特許や実用新案の申請件数なども確認しておきましょう。

過去のテンバガーで検証してみよう

それでは、過去に上場時は低位株だったにもかかわらず、後にテンバガーを達成した”レーザーテック”を前述のテンバガーの3つの要素にそって検証してみたいと思います。

レーザーテック<6920>
〈企業概要〉                    ※情報引用元:日経新聞電子版
・半導体関連装置を中心にFPD(フラットパネルディスプレイ)関連装置、レーザー顕微鏡などの設計、製造、販売などを行う。主力は半導体用マスク欠陥検査装置、半導体用マスクブランクス欠陥検査装置。半導体用マスクブランクス欠陥検査装置は世界シェア100%。
※マスクブランクスは、半導体製造工程で用いられる回路パターン原版のフォトマスクの材料で、ガラス基板上に遮光性薄膜が形成されたもの。
・FPD関連装置でもマスク欠陥検査装置などを手掛ける。
<売上構成>
(20/6期連結、外部顧客への売上高)製品86%(半導体関連装置81%、その他5%)、サービス14%。        

・2012年3月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場 始値 210.5円(3/14)
・2018年3月 2,357.5円 (3/12) ←テンバガー達成
・2021年6月(現在)株価:20,220円(6/11終値) ←96バガー達成

 (株価チャート)

チャート画像引用元:Yahoo!ファイナンス

1.経営理念のスケール感
「世の中にないものをつくり、世の中のためになるものをつくる」が同社の経営の基本としていて”世の中(世界)”を視野に入れた大きなメッセージになっていると思います。

2.参入市場の拡大性
・同社が主戦場とする半導体市場はこれまで50年以上をかけて世界市場規模が約50兆円まで成長を遂げました。これまでの半導体市場は、パソコンのOSやスマートフォンの新製品など、製品の刷新に伴い市場が拡大。近年では半導体は自動車にも不可欠な機能を有しており供給が途絶えると世の中が回らなくなる重要な部品となっています。今後は、あらゆるものがデータをやり取りする時代を迎え、そのデータ量が爆発的に増えるという背景から、半導体市場は今後10年の間に、さらに爆発的な成長を遂げ、2030年には約100兆円に達するとの見方があります。

3.オンリーワン度
・1993年、位相シフト量測定装置世界ではじめて開発・発売するなど、世界初の装置を次々と世に送りだし、それらが業界の標準機となっています。
半導体マスク関連の検査装置では世界シェア8割マスクの材料のマスクブランクスの欠陥検査装置では世界シェア100%という圧倒的なシェアを誇っています。

以上、”レーザーテック”は半導体の「検査装置」というニッチな分野で世界にゆるぎない地位を築いており、3つの要素のどれをあてはめても合格です。同社はテンバガーになるべくしてなった企業と言えます。

たけプラ

こうしてみると、新規上場に際してのテンバガー度チェックは、低位株に限らず、”世界初のイノベーション技術を持っているか?”、”世界的に高シェアであるか?”を必ず確認するクセをつけておきたいですね。

2021年期待の低位株銘柄

さて、今年2021年のIPO銘柄に低位株テンバガー候補はあるのでしょうか?

6月11日時点で”QDレーザ”、”ステラファーマ”の2社が、上場初値1,000円未満の低位株に該当しますので、その企業のウリが何なのか、テンバガーになるための3つの要素が当てはまるかどうかをチェックしてみたいと思います。

●株式会社QDレーザ 〈6613〉
〈企業概要〉                  (情報引用元:日経新聞電子版)
・富士通(6702)の研究開発を担う富士通研究所のスピンオフベンチャーとしてスタート。
半導体レーザ技術を用いた製品の開発・製造・販売を行う。世界で初めて”量子ドット(QD)レー ザ”の実用量産化に成功。
・レーザデバイス事業(以下、LD事業)では、光通信・シリコンフォトニクス、バイオ系検査装置、精密加工、各種センサなどの用途向けに製品を展開し、検眼器の開発受託業務も手掛ける。レーザアイウェア事業(以下、LEW事業)では、字幕表示や視力補正などの用途で、レーザ網膜投影技術を使ったメガネ型ディスプレイを民生用および医療用に展開。製品の組立などの工程は協力会社に委託し、同社は設計やコア技術の提供に注力するファブレス製造が特徴。
<売上構成>(21/3期単独、外部顧客への売上高): LD事業94%、LEW事業6%。
21年2月、東証マザーズ上場 始値 797円(2/5)

QDレーザの公式サイトはこちら

1.経営理念のスケール感
「人の可能性を照らせ」という経営理念を掲げ、ミッションとして「レーザの力で、できないをできるに変える」と”レーザ技術によってイノベーションを実現する”という大きくて力強いメッセージになっています。

2.参入市場の拡大性
QDレーザは新規参入したロービジョン(社会的弱視)市場の最大市場規模を9,000億円と試算し網膜投影型アイウェアデバイス「RETISSA®シリーズ」の販売拡大を見込んでいます

株式会社QDレーザ 2021年6月11日 個人投資家向け会社説明会資料より

3.オンリーワン度

QDレーザが世界ではじめて開発、製品化した網膜投影型アイウェアデバイス「RETISSA®シリーズ」は、白内障や極度の屈折異常など、目の疾患により視機能が極めて弱く、メガネやコンタクトレンズでは視力矯正が困難な“ロービジョン(社会的弱視)”と呼ばれる人たちにとって、見えにくかった世界が、くっきりと見えるようになる可能性があります。まさにオンリーワンの技術力です。

株式会社QDレーザ 2021年6月11日 個人投資家向け会社説明会資料より

【楽天市場】QDレーザ 網膜投影ヘッドマウントディスプレイ QD Laser RETISSA Display2 【送料無料!】:MikimotoBeans Store (rakuten.co.jp)

たけプラ

また、同技術の応用によって多くの分野への製品拡大も期待でき、今後が楽しみな企業です。

2021年7月11日”TBSテレビ「 がっちりマンデー!」”で同社のアイウェアデバイス「RETISSA」が取り上げられました!

ステラファーマ株式会社 〈4888〉
〈企業概要〉                   (情報引用元:日経新聞電子版)

・ホウ素中性子捕捉療法に使用されるホウ素医薬品の開発・製造販売。がん治療法の一つであるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に使用する医薬品の開発、製造および販売が主な事業。BNCTは、ホウ素の安定同位体であるB-10とエネルギーの小さな熱中性子の核分裂反応を利用して、がん細胞を選択的に破壊する放射線治療の一手法。
・同社が開発、製造および販売する「ステボロニン」は、厚生労働省の実施する先駆け審査指定制度の対象品目に指定されており、20年3月にBNCT用ホウ素薬剤として世界初となる薬事承認を取得(同年5月発売)。事業戦略は、加速器メーカーと共同で「ステボロニン」の適応拡大に向けた研究開発および臨床試験を実施し、開発パイプラインの拡充を進める。またBNCTによる医療技術や治療実績の認知度向上と加速器の普及を目指し事業を展開。海外では日本で承認を得た疾患を対象に、米国および欧州を中心に承認取得を目指すとともに、各国のレギュレーションに通じた製薬企業等との連携によるアライアンスモデルを計画、パートナー企業の選定に取り組んでいる。
<売上構成>(20/3期単独): 医薬品開発事業のみの単一セグメント。
・21年2月、東証マザーズ上場 始値 712円(4/22) 

ステラファーマの公式サイトこちら

1.経営理念のスケール感
ひとりのかけがえのない命のためにステラファーマは世界の医療に新たな光を照らします 』と世界中の人間のための革新的な医療の実現、医薬品の開発という壮大なテーマに取り組んでいます。

2.参入市場の拡大性
ステラファーマの治療薬を販売する”頭頸部がん”市場は日本では120Mドル、さらに海外では欧州・737Mドル、アメリカ・972Mドルの市場規模を試算しています

ステラファーマ公式サイト:事業計画資料(2021年4月)より引用

3.オンリーワン度
・BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)が新たながん治療法として注目度が高いうえ、同社は既にBNCT用ホウ素薬剤「ステボロニン」を世界に先駆けて日本で発売している点で、オンリーワン度は高いと言えます。

ステラファーマ公式サイト:事業計画資料(2021年4月)より引用

これからの人生100年と言われる高齢化社会のなかで、長寿命であるとともに健康でありたいというのが人間共通の希望です。

たけプラ

人類の敵である癌との闘いのための新薬を開発するバイオベンチャーであるステラファーマを応援したいと思います。

世界に一つだけの花を目指して

QDレーザ、ステラファーマはともに、赤字上場です。赤字上場とは、一般にベンチャー企業が先行投資が必要な業態だったり、収益化まで時間がかかる事業だったりなどの理由から、株式市場へ業績赤字のままで新規株式公開することです。通常、企業の財務諸表によって、売り上げ高の伸びや利益推移などの業績を確認し、事業で利益を生み出すため方法、企業価値を高め事業を継続するためのビジネスモデルを見定めることが投資の際の重要な手法となっていますが、今回取り上げた赤字の2社については、業績はあとから付いてくるとして、テンバガーになるポテンシャルがあるかどうかのみにフォーカスして企業を査定していますので、ご理解賜りたく。

さて、QDレーザ、ステラファーマは将来テンバガーになるのでしょうか?両社がたとえGAFAを代表としたグロース企業が創業したときと同じ実力を持っていたとしても、彼らと同じ道をたどってテンバガーになるとは限りません。しかしながら、両社ともまさに、日本が世界に誇るオンリーワン企業として、テンバガーになるポテンシャルを秘めています。これからの成長を期待して暖かく見守ってゆきたいと思います。

『No.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly One~♪』

これはスマップの名曲『世界に一つだけの花(作詞・作曲槇原敬之)』の一節ですが、その替え歌を披露してこの記事の締めくくりとします。

たけプラ

 テンバガーは低位株がいい~ 買うなら特別なOnly One~♪

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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